みおさん、三毛ニャン、投稿ありがとうごさいます。
また、みおさん、承認が遅くなってしまい申し訳ありません。
最近では、ジストニア、ジスキネジアは症状を表す時に用いて、その両方を表す疾患名をジストニアとしているように思います。
ジス=異常な
トニア=緊張
キネジア=運動
ジストニア=異常な筋肉の緊張、痙縮、固縮
ジスキネジア=異常な筋肉の運動、不随意運動(勝手な動き)
疾患名「ジストニア」には色々な症状、色々な原因がありますが、
薬剤性のものを疾患名=「薬剤誘発性ジストニア」
薬剤性のものを症状により疾患名=「遅発性ジストニア」「遅発性ジスキネジア」
と表しているように思います。
遅発性ジストニア、遅発性ジスキネジアの治療法としては、服薬治療、ボトックス治療、定位脳手術(DBS、熱凝固術)等があります。
服薬治療としては
セレネース
リボトリール、ジアゼパム、バルプロ酸
抑肝散
ビタミンB、E
筋弛緩薬
等がありますが、効果が無ければ中止することになるでしょう。特にベンゾジアゼピン系の薬は悪影響を及ぼす可能性があるので医師の指導の元、慎重に減薬、断薬するのが良いと思います。
ボトックス治療は、ボトックス資格を持っているだけでなく、ジストニア専門医、かつ、そのジストニア症状を専門(得意)としている医師にかかられた方が良いと思います。
服薬治療、ボトックス治療等で改善しない時は定位脳手術も検討されてもいいかと思います。
できれば、ジストニア専門医にかかられるのが早道のように思います。
病院については「ジストニア友の会」HPを参考にされてください。
●ジストニアの診療が可能と思われる病院
https://www.dystonia2005.com/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/%E7%97%85%E9%99%A2%E6%83%85%E5%A0%B1/
口顎舌ジストニアの場合、お近くならば、京都医療センターも良いと思います。
http://www.hosp.go.jp/~kyotolan/html/guide/medicalinfo/dentalsurgery/description.html#8
私は疾患名=「薬剤誘発性ジストニア」または「遅発性ジスキネジア」
症状は、口顎の不随意運動、側頭筋の不随意運動とそれに起因する頭痛、首後傾等です。
主な原因薬はメジャー(定型)のウインタミン(コントミン)です。
服薬治療では原因薬を断薬し、リボトリール、ジアゼパム、抑肝散等を試しました。一時的な効果しかなく改善しなかったので、リボトリール、ジアゼパムは減薬、断薬していきました。
ボトックス治療もしましたが改善しなかったので、DBS(深部脳刺激療法)をしています。
DBSでは不随意運動が小さくなり見た目がだいぶ改善しました。
ただ、痛みが酷いので痛み止めを複数服用しています。